チャットレディ求人なら高収入のチャットフロンティア
チャットレディは簡単に始められ、自分の都合に合わせて楽しく高収入を得られる可能性が高いため、人気のお仕事です。しかし、チャットレディは会社に雇用される「正社員」や「アルバイト」といった雇用形態ではなく、「業務委託」として働くことが一般的なため、ご自身で確定申告をしなければいけません。
高収入を得ることができてもある程度、税金や経費の知識がないと「思った以上に税金が高く取られている!!」なんてこともあるので、計上できる経費や注意点などを理解して、そのようなことがないようにしたいですね。とは言っても、そこまで難しいことをしなければいけない訳ではないので、大丈夫です!
そこで今回は、ご自身で確定申告をされる際に、経費として申請できる項目や正しく計上するための注意点などをご紹介します。基本的な知識さえ理解すれば問題ないので、正しく節税して楽しく稼ぎましょう!
初めての方にとってはとても難しく感じる税金のお話しですが、チャットレディの先輩はもちろん、個人でお仕事をされている方は皆さんされていることで、難しく考えなくても大丈夫なので安心してください。ここでは、初めての方にも簡単に税金の説明をしますので、「そんなのいいから、節税のこと早く教えてよ!」って方は、飛ばして次の項目からお読みください。
確定申告を簡単に説明するとフリーランス・個人事業主が1年間の所得(所得税)を計算して国に報告する作業です。
早速本題に入りますが、全てのチャットレディが確定申告をしなければいけないのかと言うと、そういう訳ではありません。チャットレディが本業か副業かによって、確定申告をしなくてもいい収入金額が変動するからです。
以下の表の通り本業の場合はチャットレディの収入が48万円以上(2019年度までは38万円以上でした)、副業の場合は20万円以上の場合は確定申告をしなければいけませんが、表の条件を満たさない場合は所得税の確定申告をする必要はありません。住民税など他の税金を支払う必要はありますが、確定申告が面倒な方や扶養外れを避けたい人などは自分の働き方のスタイルと対応する所得の金額を覚えておくことをおすすめします。
本業のチャットレディ | 所得 48 万円以上 |
副業のチャットレディ | 所得 20 万円以上 |
(年収-必要経費-基礎控除)×税率-控除額=納税額
※基礎控除とは本業48万円。副業20万円
課税所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超 1800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1800万円を超 4000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4000万円を超 | 45% | 4,796,000円 |
漢字ばかりで少し難しいですね。分かりやすく解説すると、チャットレディを本業で月20万円稼いでいる方は、20万円×12か月で年収240万円となりますよね。年間に経費が60万円かかったとして、そこから本業なので48万円引くと132万円となります。この132万円が上の計算式でいうカッコの中のお話しです。ここまで大丈夫ですか?
次に下の所得税の速算表を参照してください。さきほど左のカッコの式で計算した132万円が「課税所得金額」となるので、一番上の195万円以下となり税率は5%、控除額は0円となります。これを上の式に当てはめると、132万円(さっき計算したカッコの中)×5%(税率)-0円(控除額)=66,000円(納税額)となります。つまりチャットレディを本業で月20万稼ぎ、運営に掛かった経費が60万円だった場合は66,000円税金を支払わなければならないということです。やっと出ましたね。おつかれさまです。
先ほど年収240万円の収入で60万円の経費として計算しましたが、この経費が仮に0円ならば課税所得が240万円で上から2番目の“195万円以上330万円以下”となり、税率と控除額が変わります。細かい計算は省きますが、経費を計上していない場合は142,500円の納税額となります。倍近く変わってしまいましたね……。何が言いたいのかというと、経費をしっかりと計上することは節税に繋がるということです。これで「経費を計上しよう」と言っていた理由を理解していただけたとかと思います。
これでチャットレディの納税に関する説明は終わりですが、数字に弱い方は見ているだけで目がチカチカしてきたのではないでしょうか(笑)。
そしてその結果として「よくわからないからやらなくてもいいかな……別にバレないだろうし」と思った方もいるかもしれませんが、法律で定められているように納税はきちんとやる必要がありますし、サボったらほぼ確実にバレて罰を受けます。所得税の節税以上に、これから皆さまが安心して稼ぐために、もう少しだけ頑張って読み進めてください!
経費を計上する必要性がご理解いただけたところで、ここからは、チャットレディは実際にどんなものが経費にできるのかを紹介していきます。在宅や通勤かによって計上できる経費も変わってきますので、しっかり一つずつ見ていきましょう!
ご自身の通信機器を利用してチャットレディのお仕事を行う場合は、「インターネット代」や「電話代」などの通信費も経費として計上することが可能です。ただし、チャットレディをするために購入したスマートフォンなら全額ですが、プライベートと同じものを利用している場合は、チャットレディでかかった一部のみとなりますので注意してくださいね。
ハロウィンやサンタコスプレなどの衣装代、メイク代、美容室代・コンタクトなどの衣装代、クッション・装飾代・照明の雑費も経費に計上することが可能です。ただ、基礎化粧品やメイク道具・美容室など日常でも使うため、30%~50%を目安に計上している方が多いです。心配なら事前に税務署に確認することが確実です。
衣装代はまだわかる、という方でもエステ・マッサージの代金まで計上できる可能性があると聞けば驚かれる方も多いのではないでしょうか。チャットレディに訪れるお客様は決して安くはない利用料金を払っていて、その方々を万全のコンディションで迎え入れるのもチャットレディの仕事……という理屈でこれらの費用も経費として問題なく計上できるのです。
費目としては美容費にあたり、美容室やメイク道具と同じように金額の30~50%で計上するのが一般的です。
ご自宅でチャットレディを行う際は、家賃・水光熱などお部屋の維持代を計上することが可能です。
ただし家賃や水光熱は、チャットレディを実際に行っている時間を計算して割り出します。
たとえば1日3時間、家賃50,000円のご自宅でチャットレディをしている方なら、
3時間÷24時間=12.5%
50,000円×12.5%=6,250円
24時間のうち3時間チャットレディに使っており、その割合は12.5%です。なので家賃50,000円に使っている割合をかけた6,250円が経費となります。
チャットレディとして人気が上がるには、会話のバリエーションが大きく関ってきます。話題を増やすために読んだ書籍や新聞などもチャットレディの経費に計上することが可能です。また、外国の会員向けに通った英会話スクールなども経費に計上することが可能です。
チャットレディの同僚や事務所の方と情報交換や相談などの目的で食事などに行った場合は、経費として計上することが可能です。人数や誰と行ったが分かるように、領収証の裏や付箋などで記載しておくといいでしょう。
在宅ではなく、事務所に通っている場合は、電車代・バス代・タクシー代などの交通費を経費として計上することが可能です。領収書は鉄道会社や機種によって、券売機でも発行できる場合や窓口でしか発行できない場合もありますので、確認して必ずもらうようにしてください。
また、セミナーの参加や取材などチャットレディの技術向上目的の遠征をした場合は「旅費交通費」として移動にかかった費用を計上することができることも覚えておきましょう。
これまでバイトや社員の経験がある方なら交通費が経費であることは予想できたとしても、エステ代やスマホ代まで経費扱いで計上できるのというのは予想外ではなかったでしょうか。ここまで計上できる範囲が広いと逆に困ってしまうかもしれませんが、基準としては「チャットレディとして稼ぐためにどうしても必要な費用である」と自信を持って言えるなら経費扱いと考えるのがシンプルでわかりやすいです。
とは言え「質問されても上手に説明できる気がしない」「間違った計上申告をして怒られないだろうか……」と不安になる方もいるかもしれませんね。
そこで、次の章では正しい計上の方法についてご紹介します。
経費として計上する予定の領収書は、大切に保管しておいてください。確定申告する際に必要なだけでなく、白色申告は5年、青色申告は7年の保管が義務づけられています。また、あとから何の経費か分からなくならないように、領収書に付箋やメモに「何の目的でどんなものを購入したのか」がわかるようにして保管しておくと便利です。
また、領収証をもらう際には「いつ(日付)」「誰が(購入者の名前)」「どこで(店名)」「何を(購入した品の名前と数)」「いくらで買ったか(購入金額)」まで書いておくことが必須条件です。記入漏れがあったからと言って自分で後から書き足すと改ざんにあたるので漏れがないように確認してから受け取るようにしてくださいね!
各種交通機関の料金やクレジットカード決済での通販利用など、領収書がもらえない場合でもご安心を。前者は文房具屋で買える出金伝票へ記入し、後者の場合は利用明細を残しておくことで領収書の代わりにできます。
集めておいたレシートや領収書は確定申告の際に提出する必要はありませんが、税理士さんなど確定申告をサポートしてくれる人から質問や指摘を受けた際にきちんと計上した理由と正当性を説明できるように管理し、内容を把握しておくことが必要です。
チャットレディとして計上できる経費の幅は広いですが、分かりにくい部分も多いもの。かといって何でもかんでも経費として提出してしまうと再申告を求められたり、悪質とみなされた場合はペナルティが発生する恐れもあります。きちんと説明できないと思わぬ不利益を被ることにもつながるのです。
先述の「説明できるようにしておく」と関連しますが、衣装代や装飾代などプライベートでも使用できるものを計上する場合はチャット中のキャプチャー画像など使用した証拠を残しておくと安心です。待機中など手が空いたタイミングで撮影しておきましょう。
家賃や光熱費・メイク道具・洋服・ドライヤーなどチャットレディには、プライベートでもチャットレディとしても両方使用するものがたくさんあります。そのような場合は、按分して経費に入れるようにしなければいけません。また、プライベートなものと経費に計上するものを同時に購入した場合は、領収書の裏などに分かるようにして記載しておきましょう。
所得税や節税方法、そしてチャットレディとして計上できる経費をご紹介しました。難しい話も多かったと思いますが、少しご理解していただけたでしょうか?もちろん、すべて理解しないとチャットレディを始められないということは、決してありません。税金などの知識がなく始められているチャットレディの方がほとんどです。事務所によっては、税金や節税についてサポートしてくれたり、チャットレディの先輩に聞きやすい環境の事務所もあるので、ご自身に合った事務所を選んで、ぜひ楽しく稼いでいきましょう!
確定申告は年間の所得税を報告する大切な作業です。仕組みや計算方法をしっかりと理解し、正しく申請するようにしましょう。
経費計算の際はプライベートと仕事の両方で使用するものも多いため、「これは経費にできるかな?」と疑問に思う場合も少なくありません。経費にできるか悩む場合も、とりあえず領収書をもらって保管しておけばいざというときに安心です。普段から「これは経費に計上できるか?」と考えるようにし、もし必要になった場合に慌てないよう、領収書をもらうクセをつけて経費漏れを防ぎ、正しく節税しましょう。